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2023年4月1日より東海工業株式会社は、AGCミネラル株式会社に社名変更し、新たなスタートを切りました。
当社は、板ガラスの原料である珪砂の国内自給を目的として、1938年静岡県宇久須村(現西伊豆町)に旭硝子株式会社(当時)の初の全額出資子会社として誕生いたしました。以来85年余り、珪砂・珪石を中心に広く国内外の資源をAGCグループのみならず幅広い産業へ提供することで、今日まで成長を続けてまいりました。
私たちの事業は、単なる原料の販売にとどまりません。「鉱物資源の探索・開発・評価技術」、「粉砕・分級・選鉱等の加工プロセスのエンジニアリング能力」、そして「珪砂・珪石の生産オペレーション最適化ノウハウ」等の技術力を駆使し日本国内や台湾の子会社をはじめ、東アジア、東南アジア、オセアニア地域にビジネスを展開してまいりました。
また、ロジスティクスにおいては、陸送による紙袋1袋のデリバリーから大型貨物船によるバルク輸送に至るまで、様々なニーズに対応できるサプライチェーンの構築力を併せ持っています。
主力であるAGCグループ向けの事業は、建築用ガラス、自動車用ガラス、ディスプレイ用ガラス等、AGCグループが生産するガラス製品の原料である珪砂やその他の原料を供給する事業です。国内外の資源ネットワークから様々な用途に対応した珪砂を製造し、グローバルAGCグループの各拠点へ供給しています。
これらの実績で磨かれた機能を活用し、珪砂以外の原料ソースに対する品質管理や評価といった技術サービスの提供も国内外で展開しています。
また、国内建築材料用、工業用、環境用さらにはスポーツ関連用に使用される珪砂・珪石・その他原料を開発・販売する事業も幅広く展開しています。
私たちAGCミネラルは、これまで培ってきたこれらの「原料調達・開発購買機能」と「つなぐ力・技術力」をさらに磨き、高め続けていくことで、ありたい姿を追求していきます。
これからも安全衛生、環境防災、コンプライアンスを最優先し、すべてのステークホルダーと共存共栄を図りながら「顧客本位」、「独自能力」、「従業員重視」、「社会との調和」という4つのキーワードを経営理念としながらAGCグループの一員として、様々なお客様のニーズに対応し、資源調達戦略にはなくてはならない会社であり続けることを目指します。